紆余曲折あって一眼レフカメラEOS Kissを手放して、高級コンデジRICOH GRを買った話。
前々から書いていたように一眼レフカメラ、Canon EOS Kiss X7iと持っていたレンズや三脚をすべて売却しました。そして新たにRICOH GRを購入しました。
なぜ一眼レフを手放したのか
こちらのエントリーに書いているように、一眼レフは私にとって不要と判断し、売却することにしました。
the-rings-of-saturn.hatenablog.com
不要だと思った理由は、
- かさばる
- 重い
- レンズ交換がめんどくさい
- 毎日持ち歩けない
- そもそも自分の撮影スタイルが一眼レフに向いていない
となります。まず一眼レフはなによりカバンの中でかさばります。レンズ部分が出っ張るので、毎日カバンに忍ばせておくということは無理。加えて重量もそれなりにあります。そしてレンズの交換の手間が非常にめんどうでした。一本のレンズで撮影できる幅というのは限られているため、交換のレンズを買って持ち歩くはめになります。レンズは資産になりますが、使用頻度から見るとあきらかにコスパが悪いなと。
かさばるのがいやなら、パンケーキレンズつけておけよという意見も頂いて私も検討していたのですが、それでも重量と大きさを考えると毎日持ち歩くにはしんどいです。
結局のところ、自分に一眼レフが向いていなかったのだと思います。私は毎日持ち歩けて、気軽にシャッターを押せるカメラが欲しかったのだと気づきました。写真を撮るという目的のためにわざわざ出かけるというよりも、出かけたついでに写真を撮るというタイプなので一眼である必要はなかったのでしょう。
という気付きを得たので、EOS Kissの値が落ちないように売ってしまうことにしました。もしかしたら今後一眼レフをまた使うことになるかもという可能性もありますが、まぁそのときはそのときということでレンズ等も売却することに。
ヤフオクで売却
こういった経緯でカメラは売却することに。カメラ販売店に下取りに出して違うカメラを買うというのがもっともスマートですが、一円でも高くカメラを売って資金を作りたかったので、ヤフオクで売ることにしました。2回にわけて出品しました。
・カメラ、レンズその他のアクセサリー
(EOS Kiss X7i 、 ダブルズームキットのレンズ2本、EF 50mm F1.8 Ⅱ、その他諸々)
・三脚
(Velbon UT-45L)
たぶん全部買って12万近くしているはず。カメラは最初ボディとレンズ3本ついているので結構強気な価格設定で出品したのですが、まったく入札されず。結局かなり値を落として65000円くらいで売却しました。
三脚はあっさり売れました。たぶん定価12000円くらいだったと思いますが、8000円くらいで売れました。
総額で7万ちょっとです。こんなものなんでしょうか。まぁ売れただけよかった。
新しく買うカメラは?
毎日持ち歩けるカメラとなるとやはりコンデジという選択になってくると思います。ミラーレスも考えましたが、結局レンズつけるとかさばりますし、レンズをまた揃えるのもめんどう。最近のコンパクトデジカメもハイエンドのものは一眼に匹敵するくらい良く写りますしコンデジでいいかと。
the-rings-of-saturn.hatenablog.com
ではどのモデルを選ぶかですが、無難にいくならSONY のDSC RX100M3あたりでしょう。
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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写り、機能性を総合するといまあるコンデジのなかでももっとも優れていると思われます。新型のM4は4Kも撮影できますし、RXシリーズを選んでおけば間違いないです。で、私も当初はRX100M3を狙っていました。M4が欲しい気持ちは当然ありますが、10万超えはさすがに高い。動画はそれほど撮らないと思うので型落ちしてM3が安くなるのを待っていました。
しかし、待てどくらせどM3はまったく安くならないんですよ。ずっと7万円あたりで上下している感じ。まぁ諦めて買っても良かったんですが、これに保証をかけるのにかかる費用や、アクセサリー代とかも考えると結構な金額になってしまいます。コンデジにしては高いなー悩みはじめる。金額的なこともあるんですが、もう一つ気がかりなことが。なんか店頭で触っているとRX100M3ってそんなに写りいいのかっていう気が。まぁ液晶の性能で見え方は変わりますが、なんか撮ってる写真がそれほど綺麗に見えない。なんとなくのっぺりとした感じでこれほんとにしっかり撮れてんのかと。この写りに対する不安も購入を躊躇した理由。
ほかに安くていいのないかと探していたところにRICHO GRが浮上してきました。
RICOH GR
RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175740
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: Camera
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コンデジでもズームレンズと単焦点レンズのものがあります。普通に考えると単焦点レンズの方が描写力は上なはず。加えてGRは一眼レフと並ぶAPS-Cサイズのセンサーを搭載しています。ローパスフィルターレスですし解像度は折り紙つき。なのでハマればコンデジとは思えない写真が撮れてしまうという噂。そして現在はGR Ⅱが販売されていることから結構値段も安くなっています。実際に店頭で色々触っていると、液晶でみる分には写りもよく、なにより軽量コンパクトでいいないう印象を受けました。操作性も良さそうですし、ちょっと玄人向けっぽい感じがいいなと。単焦点レンズを使いこなせるかという不安もありましたが、35mm、47mmのクロップ機能もあるので、まぁなんとかなるかと。
もう悩むのもめんどくさかったの、勢いで買ってしまうことに。
GRはRX100M3のように液晶はチルトしないし、Wi-Fiもついていないしファインダーもありません。手ぶれ補正ないのでしっかり構えないといけません。それでもRX100M3では撮れない絵が撮れるのではないかと期待しています。
ちなみに一緒に買ったのは、
USBケーブルの予備
GRはUSB充電できるの、持ち出し用に一本買い足しました。これがあればわざわざカメラ用の充電器を持ち歩かなくてもよくなるので。このケーブル実は本体に指すときにカメラ本体に干渉してうまくささりません。なので角を自分で削りました。この辺のノウハウはこちらのブログを参考にさせて頂きました。
Tedious Days More×3 : 新型 GR と汎用ミニ8ピン平型 USBケーブルの(充電に)便利で微妙な関係
サンワサプライ KU-SLAMB805 極細ミニUSBケーブル (ミニ8ピン平型タイプ) 0.5m
- 出版社/メーカー: サンワサプライ
- メディア: Personal Computers
- 購入: 2人 クリック: 3回
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液晶保護フィルム
ファインダーがないので屋外でも見やすいよう反射防止のもの。ほんの1ミリくらい横幅が小さいですが許容範囲かと。
ストラップ
首から下げるタイプは撮るときに邪魔なので。
ネックストラップになるタイプも良さそう。きになる。
HandLinker Putto ハンドリンカー プット ネックストラップ 携帯 カメラ 落下防止 カラビナ / ブラック
- 出版社/メーカー: Hamee(ハミィ)株式会社
- メディア: スポーツ用品
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まだ届いていないアクセサリーもあるので届いたら紹介します。GRの作例もアップしていこうと思います。