新撒き餌レンズも神レンズとなるのか!EF50mm F1.8 STMのレビューをまとめてみた。
Canonの人気レンズがリニューアル!
Canonの一眼レフユーザーなら誰もが知っているであろう、「神レンズ」ことEF 50mm F 1.8 Ⅱが25年ぶりにリニューアルされました。旧型のレンズは手頃な値段で一眼レフならではの美しい背景ボケを楽しめることから多くの一眼ユーザーに愛されていました。
the-rings-of-saturn.hatenablog.com
旧型のレンズが人気だったことから新型のレンズのレビューなどもすでに多く記載されています。発売日も近づいているので各サイトでレビューされている情報をまとめていきたいと思います。
レビュー、比較をみてみる
Canon 公式サイト
まずは本家のサイト。こちらは同レンズの商品紹介ページ。
こっちは公式のスペックが記載されたもの。
デジカメWatch
まずは、カメラ情報が盛りだくさんのデジカメWatchから。ボケ味や解像度、逆光の耐性などについても作例つきで紹介されています。
かめらと
カメラ情報のブログとして圧倒的な情報量とクオリティのかめらとさんに旧型とのスペックの比較が詳しく記載されています。
CameraStory
こちらも人気のサイト、CameraStoryさん。新型の特徴などが写真付きでわかりやすく記載してあります。ちなみに同レンズをすでにポチられてるようなので、使用レビューも今後あるかも。
RAORSH
ガジェット系のレビューも多くされているRAORSHさんのブロブにも旧型のレンズとの比較記事が上がっています。
私のまとめ
各サイトの情報をまとめるとこんな感じかなと。
値段が高くなった。
実売価格は5月現在で旧型が8980円。新型は16,090円。およそ倍近く値段が上がっています。
絞り羽が増えた。
旧型は絞り羽が5枚であったのに対し、新型は7枚に。背景をぼかした際により綺麗な丸いボケになりやすくなっています。
最短撮影距離が縮まった。
旧型は最短撮影距離がレンズ面から36.5cmで最大撮影倍率が0.15倍。
新型は最短撮影距離が約10cm縮まって26.7cm。最大撮影倍率は0.21倍に向上。
被写体により近づけるので、撮りたいものをより大きく映せるようになっています。お店で出てきた料理を撮影しようといったシーンでは使いやすくなりました。
STMが搭載。
新型にはSTM(ステッピングモーター)が搭載され、AF時に静かでスムーズなフォーカシングを行ってくれます。旧型はAF時に「ギーギー」という音がなり、合焦までの速度も遅かったため、STM搭載は大きな変化と言えます。これにより動画撮影にも用途が広がります。ちなみにフルタイムMFにも対応。
といったところでしょうか。レンズ構成には変化がないそうなので、画質的には変わらないと思われます。
実際買いなの?
これは微妙なところです。私は買いません。旧型のレンズはたしかに安くて画質もそれなりに綺麗でしたが、APS-Cのボディのカメラに装着すると50mmという焦点距離は結構使いにくいことも多いです。ポートレートとかには向いていますが、テーブルフォトにはあまり向かないですし。値段も手頃ではありますが、旧型に比べるとやはり高くなったなという印象。
フルサイズのカメラをお持ちの方で単焦点持ってないという方にはおすすめできますが、APS-Cのカメラで安い単焦点をお探しの方にはEF-S 24mm F2.8 STMというレンズもあるのでそちらのほうが使いやすいと思われます。もちろん被写体が何かにもよりますが。
ということでした。参考になれば幸いです。
Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2014/11/13
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