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【GR】焼き肉

RICOH GR買ったので、前回に引き続き作例付きでレビュー。 

the-rings-of-saturn.hatenablog.com

 

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 今回は暗い店内での撮影ということで高感度の性能などをチェックしたいと思います。

 

暗い店内で

これは焼き肉の時。店内はわりと照明が暗い感じでした。 絞りは開放、ISO800、シャッター1/40で撮影しました。これはマクロモードで撮っていると思います。

0020109

GRは手ブレ補正がないので、もう少しシャッタースピード上げたかったのですが、ISO1600だと少しノイズが気になったので、しっかり構えてこのシャッタースピードで撮影しました。ISO800だとノイズはあまり気になりませんね。

R0020109-1

ただ、画像を拡大するとわかるのですが、ピントの山は画面中央のお肉に来ているのですが、手ブレしてますね。このくらいのサイズの画像だとわかりにくいですが、やはり1/40では手ブレ起こしやすいと思われます。ちなみに1/40だと手ブレ注意の警告みたいなのが表示されました。

 

もう少しISOを上げてみるとどうなるか。

beef

今度はISO3200まであげ、シャッターを1/160まで速くしました。絞りは開放のまま。

R0020093-1

これだと手ブレは防げるようですが、今度はノイズが結構出てますね。これも拡大するとよくわかります。ブログサイズではあまりわからないですね。

 

ボケ感

よくボケますね。奥の皿や端はジョッキからあまり離れていないですが、綺麗にボケています。これもマクロモードでの撮影。マクロモードくらいの至近距離で撮影すれば背景はけっこう簡単にボケます。

beer

 

高感度での撮影

こちらは先程のお店とは別のカフェで撮影しました。ここはもっと照明が暗くて、かなり苦戦しました。

cafe 

GRには便利な機能がついていまして、シャッタースピードが1/240を切らないようにISO感度をautoで上げてくれるように設定できます。ISO3200を超えるとかなりノイズが目立ちだすので、感度的にはそのくらいが限度。なので、設定としてはシャッター1/240を切らないようにISOを3200までAutoで調節するように設定しています。なのでISO3200でも暗い場合は、自動的にシャッタースピードが遅くなります。

ここで撮影したときは、ISO3200まであげてもシャッターが1/40とかでした。なので席においてあった砂糖とか入れるケースみたいなのの上に乗っけてできるだけ安定させるようにしてISO 800、シャッター1/6というチャレンジングな設定で撮影しました。拡大するとけっこうブレてました。まぁさすがに1/6は無理ですね。

 

まとめ

  • 高感度はそれほど強くない
  • 手ぶれ補正がないので、ISO感度を上げるしかない。
  • ISO800くらいなら拡大にも耐えうる。上限は3200くらいか。

APS-Cセンサーを積んでいるとはいえ、あくまでコンデジ。やはり暗い店内で高感度での撮影はそれなりに厳しいという印象。まぁ一眼でもこんなものだと思います。だいたいISO3200とかになれば一眼でもノイズは気になってきます。もちろんブログ等などで使う分にはまったく問題なしですが、タブレットくらいのサイズで確認するとやはりノイズ気になるなーと思いました。

とはいえ、こういうお店で一眼レフを取り出して撮影するのは少し気を使いますよね。カウンターに座ろうものなら周囲からの視線がなんとなく気になります。なのでたぶんスマホとかで撮ることが多いシチュエーションですが、GRなら全然気にせずに撮影できます。

また、高感度は得意ではないものの、そこまで拡大しなければ全く問題ないと思います。マクロで撮影すれば簡単にぼかせますし、食撮にも活躍してくれそうです。

 

今回の作例

2015.9.3 RICOH GR 焼き肉